インフルエンザの予防接種〜働き方改革へ

日常の出来事、感じたこと
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敢えて地元のお医者さんで受けた理由

 インフルエンザの予防接種をしてきた。予めネットで予約していたので殆ど待ち時間なく、予防接種を受けることが出来た。僕の勤めている会社は、社内で集団接種を行っていますが僕はこの集団接種がどうしても好きになれず、いつも家のそばの病院で予防接種をしている。

 会社でやってくれるのだから、その方が楽ではないかと言うのが大半の意見だと思います。現に僕もそう思っているのですが、頑なに会社ですることを避けています。
 
 理由は簡単で、集団接種の流れ作業的に行われる様子がとても嫌だからです。お医者さんが次々にひたすら注射を打ち続ける様子は、とても機械的であり、無機質であり、感情などなくただひたすら注射を打ち続けているだけ。そんな気がしてしまいます。お医者さんは決してそうではないと思いますが僕にはそう思ってしまうのです。
 町のお医者さんだって同じようなものではないかとも思うのも確かですが、どこから来たかわからないお医者さんより、自分が選んだ病院に行って注射してもらうのとでは、僕にとっては大きな差があると思っています。

会社での空気感?

 会社での予防接種を行うようになってから、予防接種を受けるのがある意味義務に近いような気がしてなりません。会社で受けないと、「あれ、受けないの?どうして?」みたいな空気になります。
 予防接種を受けていないでインフルエンザになろうものなら、周りから何を言われるかわかりません。回復後に会社で総攻撃にあってしまうのではないかて思ってしまいます。そうなるのが嫌だから予防接種を受けているの実際のところです。

風邪の今昔物語

 昔は風邪とかひいてしまうと、「気合と根性が足りない」みたいに思われた頃がありました。なので多少の風邪くらいなら仕事を休めない空気がありましたし、実際「気合と根性で会社に行ってました。周りの人が咳や辛そうな顔を見て、「無理しないで帰りなさい」と言われても仕事を続けてしまっていました。
 それが美徳だと思われた時代が少なからずあったことを否定することができません。

 しかし今では、体調が悪そうな人がいれば医者に行ってもらい、インフルエンザに感染してないか確認してもらい、インフルエンザに感染していれば完治するまで出勤停止になるようになりました。
 ようやく、時代が病気に対しての考え方が正常になってきたのかもしれないと思います。とてもいい傾向だと思います。

でも、実態はどうか

 しかし、実際会社の現場ではそううまくは行きません。人員に余裕がある訳ではないので、病気で何日も休む人がいれば、残った人達でその業務をカバーしなければなりません。だから休めない。休まれると困る。そのために予防接種を受けるのだと思います。

 誰でも好きで病気になる訳ではありません。しかし、誰もが病気や怪我で会社を休まなければいけなくなるリスクを抱えています。そのことを会社側は充分考慮しなければいけないと思います。
 各部署の責任者も現状部署の仕事が上手くいっていると思っていても、そのうちの1〜2人が長期休養になったとしたらどうだろう。きっと業務がまわらなくなってしまうと思います。
 そんな時どうするかを予め決めていなければならないと思います。

働き方改革なので

 病気だけではなく、働き方改革で社員の休みが以前より増えています。そんな時に「社員一丸となって」なんで精神論を振りかざすのではなく、ましては一部の社員にその仕事のしわ寄せが行くようではいけません。そんなことがないような仕組みを作らかければならないと思います。

 理想論になってしまうかもしれませんが、1人が休んでも一部の社員だけに負担を掛けることがないような仕組みを作ることで、社員みんなが休みを取りやすい環境になり、本当の意味での働き方改革になるのではないかと思います。

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